検索は、チカラになる。

2022年寄付先の
活動レポート一覧

2022年の「3.11 検索は、チカラになる。」で
寄付を行った5団体から、
活動の報告をしていただきました。

一般財団法人 あしなが育英会

活動内容:東日本大震災津波遺児とその家族のグリーフサポートと進学支援

一般財団法人あしなが育英会
寄付金を何に使いましたか
仙台、石巻、陸前高田にあるレインボーハウスで実施しているグリーフサポートプログラムの開催費(おもちゃ購入費、アクティビティ材料購入費、飲み物とお菓子の購入費、参加者宿泊交通費など)や案内資料郵送費、ファシリテーター養成講座の開催費、個別対応費(家庭訪問の交通費等)などに活用させていただきました。
今後の活動や目標を教えてください
震災当時お母さんのおなかの中にいた子は11歳になり、震災津波遺児の半数以上が18歳以上となりました。「親との死別」という経験は、時間が解決するものでも、治るものでもなく、常に現在進行形でそこに在ります。
レインボーハウスでは、子どもたちをまるごと受け止め、当事者同士の出会いや経験を共有できる環境づくりを今後も継続し、未来への一歩をサポートしていきます。
検索してくれた皆さんへお礼のメッセージをお願いします
震災から11年経っても応援してくださる方々がいらっしゃることをとても心強く感じます。子どもたちやその保護者にとって、気にかけてくれる人、応援してくれている人がいると知ることは力になります。
これからも続いていく遺児のグリーフサポートを長い目で見守っていただけますと幸いです。

一般財団法人 3.11伝承ロード推進機構

活動内容:震災伝承施設の紹介やセミナー、パネル展、団体向け研修会を実施

一般財団法人3.11伝承ロード推進機構
寄付金を何に使いましたか
ご支援いただいた寄付は、以下の活動に利用しております。

1)伝承ロードマップの更新、台湾向けの繁体字版の作成、英語版の更新

2)被災各地の震災伝承活動を伝える機関誌「伝承ロード『縁』」の発行

3)防災・伝承セミナーin岩手の開催、パネル展の実施

4)震災の教訓と実情、被災地の今を伝える企業・団体向けの研修会の資料作成

5)震災伝承の持続性に関する調査研究

今後の活動や目標を教えてください
東日本大震災発災からまもなく12年。震災を知らない世代や遠い記憶となっている方もいると思います。
だからこそ、被災地にある震災伝承施設へ多くの方にお越しいただき、これまでの防災・減災に対する知識や意識を向上させるとともに、災害に強い社会の形成と地域の活性化に貢献したいと考えています。
検索してくれた皆さんへお礼のメッセージをお願いします
皆様からのご支援心より感謝申し上げます。
情報発信や啓発活動、研修会等により、多くの皆様に被災地に訪れていただけるよう、これからも活動を続けてまいります。

公益社団法人 3.11メモリアルネットワーク

活動内容:岩手・宮城・福島での、3.11の教訓を生かして未来の命を守る伝承

公益社団法人3.11メモリアルネットワーク
寄付金を何に使いましたか

・岩手、宮城、福島での主体的な伝承活動を支える東北唯一の民間基金の財源として活用。
(2022年度は、新聞、紙芝居、動画制作や若者が参画するツアー、オンライン講話の機会づくりなどに助成)

・伝承交流施設MEET門脇の設置・運営。子供向けの漫画動画、3.11当日の「避難の連鎖」再現動画の展示、石巻南浜復興祈念公園周辺のツアー拠点としても活用。

・東北3県の連携体制構築、防災・伝承活動の愛知など全国への展開。

今後の活動や目標を教えてください
語り部さんたちは、自身の喪失体験や教訓を伝えるだけでなく、一人ひとりが次の災害時に「助かれたね」と笑いあえるように、と願いを込めて伝え続けてくださっています。
人から人への「語り」のつながりを紡ぎ、伝承活動を通じた具体的な意識変化、行動変化を創り出すことで、未来を拓く確かな力になるよう工夫を続けます。
検索してくれた皆さんへお礼のメッセージをお願いします
3.11への関心を持って「検索」というアクションをしてくださったことに御礼申し上げます。
皆さまの「何かしたいというお気持ち」が、次の災害から大切な命を守るための「伝える力」となります。ありがとうございます!

一般社団法人 パイオニズム

活動内容:福島県の旧避難指示区域において、課題解決事業・活動を創出

一般社団法人パイオニズム
寄付金を何に使いましたか
南相馬市小高区を拠点に、福島の課題解決に関心を持つ16~29歳の『ゴールデンエイジ』に対し創業支援や人材育成を行うプログラム『Next Action→ Social Academia プロジェクト』の運営費に使わせていただきました。
オンラインを中心とした講義やメンタリング、1.5か月に及ぶ地域課題のリサーチ等を実施。2022年度は3人が起業、また3人が起業に向けてチャレンジを始めました。
2022年12月現在、全国から約150名の方にご参加いただいています。
今後の活動や目標を教えてください
2023年より、起業だけでなく小さなマイプロジェクトも支援にも取り組むことにいたしました。福島の旧避難指示区域内で『ゴールデンエイジ』たちの多様なプロジェクトを生み出していくことで、起業だけでは拾えない地域課題の解決や、それを通じた若者たちの自己有用感および起業への関心の向上に取り組んでいきます。
検索してくれた皆さんへお礼のメッセージをお願いします
プロジェクト開始からまもなく3年目に入ります。これからも『ゴールデンエイジ』たちの自己実現を通じた福島の課題解決、そしてその先にある社会課題の解決に取り組んでまいります。
応援よろしくお願いいたします。

一般社団法人 LOVE FOR NIPPON

活動内容:これからの未来を担う福島の子どもたちの学びの場としてのシンポジウムを開催

一般社団法人LOVE FOR NIPPON
寄付金を何に使いましたか
シンポジウムの開催関連費用や事務局運営・広報にかかる費用、子どもやスタッフの移動や宿泊にかかる費用に活用させていただきました。
今後の活動や目標を教えてください
これからの支援活動、防災、まちづくりに生かしていけるシンポジウムを開催。子どもが考え学ぶ姿から大人も一緒に考え、福島から日本の未来を担っていく人材を育てます。
原発事故や津波被害からの復興をあらためて様々な企業や省庁、行政と話し合い、具体的なアクションプランをたちあげていきます。
検索してくれた皆さんへお礼のメッセージをお願いします
毎月11日の月命日に福島でイベントを開催し、福島各地のみなさんと繋がっています。
みなさまのご支援が福島での活動にチカラを与えてくれます。本当にありがとうございます。